宝勢丸鰹漁業生産組合
鰹の家 housei
とれたてのカツオ・シビ(マグロ)を召し上がれ!
団体の設立から販売に至るまでの経緯
奄美市大熊地区では明治34年からカツオの一本釣りが始まったとされています。
大正11年に「宝勢丸組合」が発足し、戦争で漁ができなかった時期を経て、昭和31年にかつお節や刺身の加工場を建設、昭和34年に法人化し「宝勢丸鰹漁業生産組合」となり現在に至っています。
平成17年に新しい加工施設ができ、刺身用は刺身パックにして店内で販売され、加工品用は鰹節等に加工されるようになりました。
新鮮な刺身パックは島外から来られたお客様にも好評でしたが、冬に外のテントで刺身を食べていらした方から、寒いという話がありました。
また、お惣菜も人気があったので、食事とお惣菜の製造・販売ができる場所として平成26年に「鰹の家 housei」をオープンしました。
メニュー・商品の開発の方法、こだわり
当店で使用しているカツオ、シビ(キハダマグロ等)については、すべて自社の船で釣った魚です。
夜中に出港した漁船が沖合で魚群を見つけると、船員が一本釣りで魚を釣りあげ、すぐに氷で冷やします。船が夕方頃帰港するとカツオやシビは、刺身用・加工用(主に鰹節)に選別されます。
厳選したカツオ、シビを使っているので鮮度、味はもちろん抜群!タレや出汁、ソースも自家製にこだわっています。
魚の味を堪能できるように、丼に乗せる切り身を大きくしたり、塩焼きで食べることが多い腹皮を蒲焼風にアレンジしたりと工夫をしています。
その他「魚(ぎょ)ろっけ(魚のコロッケ)」やかき揚げといった、魚が苦手な方でも美味しく食べられるお惣菜も充実しています。
想い
店名のhouseiには3つの意味が込められています。
1つ目は、宝勢丸の「ほうせい」。
2つ目は、house(家)+i(イュ=魚)、これが「鰹の家 housei」の由来です。
3つ目は、法正林(ほうせいりん:持続可能な森林経営のための理想の森林)のように持続可能な漁業を、という意味も込められています。
観光のお客様には奄美の魚を知って欲しい、地元の方には美味しい魚をたくさん食べて欲しい、という思いで提供されています。
ムダを省くため様々な取り組みをしている宝勢丸だからこそできる、リーズナブルな価格を設定しました。
現在は、「地元の方が美味しいと思うご当地グルメを食べたい!」と考える観光のお客様や、ブルーツーリズム(島や沿海部の漁村に滞在し、魅力的で充実した海辺での生活体験を通じて、心と体をリフレッシュさせる活動の総称)に来島した学生たちに提供し、奄美の海の恵を味わってもらっています。
おすすめメニュー紹介
housei丼
大熊の醍醐味をこの丼に凝縮!
この店の看板メニュー!
「山から海までの多様さを表現する賑やかな丼にしたい」という思いから、魚だけでなく山芋やオクラ、モロヘイヤ、海藻を一緒に盛り付けた丼です。
たくさんの人に食べて欲しいという思いからお手頃なお値段なのもポイント。
刺身とは違い、丼からはみ出るほど大きく厚く切ったカツオやシビは、ぜひ一切れを一口で、贅沢に味わってください。
水揚げされた中から選りすぐりの切り身を使用しており、極上の味が楽しめます。
はらがわ丼
直撃!やみつきはらがわ丼
シビの腹皮(お腹の身)を使ったこの丼はリピーター続出のメニューです。
迷わずこれだけを注文する、完売していたら帰る、なんてコアなファンも。
脂の多い部分ですが、上品な脂なので重たくなく、いくらでも食べられます。
特にうま味が凝縮している腹皮の真ん中部分に、自家製の甘辛タレと山椒の香りが加わることで、『脳みそを直撃する』という表現がぴったりな美味しさに。半分ほど食べたあと、セットに付いているお吸い物をかけてひつまぶし風にすると2度楽しめますよ!
houseiチーズバーガー
はみ出る美味さと驚きのコスパ!
パンからはみ出るその巨大なパテは、シビ、カツオ、島どうふ屋製の豆腐を材料に、さくっとふわっとした食感がたまりません!
自家製タルタルソースの酸味も相まってボリューム満点ながらぺろっといける軽さ。
臭みもないので知らないと魚だと気付かないかも?生魚が苦手な方やお子様にもぴったりです。
基本情報
団体名
宝勢丸鰹漁業生産組合(名瀬漁業協同組合所属)
店舗名
鰹の家 housei
住所
〒894-0009 鹿児島県奄美市名瀬大熊町577-4
代表者氏名
徳田 勝也
電話番号
FAX番号
0997-53-6690
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